ごあいさつ

ごあいさつ

写真&キャッチコピー
平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。

私どもは平成4年6月に法人登記を行い、今日まで保険薬局経営を続けて参りました。
この間、様々な保健医療行政の変化と調剤報酬改定や薬価改定など、保険薬局を取り巻く環境は刻々と変化しております。
また、技術の進歩により、電子処方箋や薬のデジタル管理が普及し、薬剤師の役割がさらに重要視され、より専門的な知識とスキルが求められております。

新型コロナウイルス感染症感染拡大を境に、保険薬局業務はいくつかの転換が求められており、その一つが医療及び医薬品の提供体制についてです。
医療提供体制としては「新型コロナウイルス抗原定性検査キット」が保険薬局で販売が可能となり、その後、インフルエンザウイルスと同時に検査可能な検査キットの販売へと繋がって参りました。
また、医薬品の提供体制については、2020年に発生した製薬メーカーの製造管理に関する不祥事をきっかけに、他メーカーの出荷調整が相次ぎ、医薬品流通が不安定となり安定した医薬品の提供が困難となりました。こうした中、保険薬局は地域の医薬品供給拠点としての役割を果たすべく、近隣薬局や医療機関等と連携し、医薬品の融通や代替医薬品の提案など、様々な角度から供給体制の構築に取り組んでおり、医薬品が確実に患者様の手元に届くよう日々努めております。
このように、これからの保険薬局は「薬を調剤する」といった単なる「調剤薬局」ではなく、在宅医療、セルフメディケーションやOTC薬販売等のようなサービスの充実と、医薬品の安定供給の確保に向けた地域の医療提供や、健康増進の重要な拠点としての役割が求められております。
ひと昔、薬局薬剤師は「町の科学者」と呼ばれていたことがありました。健康相談はもちろん、病気やけがで薬局を訪れ、その症状に適した薬を患者様に提供する、私どもはそんな薬剤師がいる、「処方箋がなくても、気軽に立ち寄れる」かかりつけ薬局を目指しております。

「学びは日常の業務の中にこそ存在する」。私どもは、地域に積極的に関わることにより、薬局では気付かなかった事や経験できなかった事を学んでおります。何よりも変わることの無い人と人とのお付き合いを全ての業務のベースとして、これからも皆様の健康へ貢献していきたいと考えております。

代表取締役社長  藤堂 直樹