ごあいさつ

ごあいさつ

写真&キャッチコピー
平素は格別のお引き立て、誠にありがとうございます。
私どもは平成4年6月に法人登記を行い、今日まで保険薬局経営を続けて参りました。
この間、様々な保健医療行政の変化と調剤報酬改定や薬価改定など、保険薬局を取り巻く環境は刻々と変化しております。保険薬局を「処方箋がないと入れない」、「薬を調剤してもらうだけの場所」といった単なる「調剤する場所」とお思いの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。これからは患者様本位の医薬分業の実現に向けて、かかりつけ薬局の機能を備えた、これまで以上の柔軟な対応が求められるところであります。

薬剤師の業務は、対物業務から対人業務へ大きくシフトチェンジしてきております。その大きな変化の一つとして、2020年9月より施行された、「服薬期間中の継続的な服薬指導」の義務化です。薬剤師は患者様に調剤された薬の服薬指導を行い、お渡しして終えるのではなく、服薬期間中も責任を持って副作用なく安全に薬物治療が行えているか、経過の確認や更なる指導が求められております。また、高齢化社会を迎えるにあたり、様々な分野の多職種と連携した在宅患者訪問薬剤管理指導にも力を入れ、患者様の服薬支援を積極的に行っております。

ひと昔、薬局薬剤師は「町の科学者」と呼ばれていたことがありました。健康相談はもちろん、病気やけがで薬局を訪れ、その症状に適した薬を患者様に提供する、私どもはそんな薬剤師がいる、「処方箋がなくても、気軽に立ち寄れる」かかりつけ薬局を目指しております。

「学びは日常の業務の中にこそ存在する」。私どもは、地域に積極的に関わることにより、薬局では気付かなかった事や経験できなかった事を学んでおります。何よりも変わることの無い人と人とのお付き合いを全ての業務のベースとして、これからも皆様の健康へ貢献していきたいと考えております。